ジャワメ理論

「じゃわめぐ」とは・・・ (津軽弁で)「ワクワクする」「ゾクゾクする」の意

18有馬

 

2018年の有馬記念は◎ミッキーロケットからの勝負でした。

 

結果はご存知の通り4着。ミッキーロケットはむちゃくちゃ頑張ってくれました。

 

レース後は、当然スゲー悔しかったんですけど、何だか自信みたいなものも湧いてきていました。というのも、かなりの確証を持って本命を打った中穴が見せ場アリアリの4着。外れ馬券の世界でいえばこれは場外ホームラン級というか、単純に今後に向けての糧にもなりそうだったので。

 

あれだけ競馬にのめり込んだ大学時代とは打って変わって、ここ2年くらいは競馬と距離を置いた日々を過ごしていました。馬券購入の機会といえばそれこそ年に5~6回「ワイワイしたいなぁ」っていう気持ちのもとでG1をちょこっと・・・なんていう塩梅で。個人的にまぁ色々な出来事があったんですよ。

 

ただ競馬を、というか馬券を遠いところに置いていたら置いていたで、それはそれで予想理論みたいなのが頭にフワーッと思い浮かぶ2年間でもありました。やっぱり自分は根っからの馬券好きなんでしょうね。

 

もちろん今回の印も、その期間に得た予想の切り口を元に絞り出しました。ミッキーロケットに関してはスタートから最終コーナーまで、自分が思い描いた通りの最高のレース運び。本当に素晴らしかった。まぁ、直線では格のある実績馬たちに飲み込まれてしまったんですけどね。

 

話ガラッと変わるんですけど最近はサッカーにハマっていて、様々な本を読んでたりする中で知識が浅い干潟野郎なりに印象に残ってる言葉として「監督が企てる戦術の役目は前線のアタッカー陣にボールを受け渡すために、自陣からのスムーズなパスの流れを作ってあげること」っていうのがあります。

 

馬券が外れたなりに充実感があるのは、多分その言葉が影響してるはずで。すなわち、最後の直線がサッカーで言うところの相手ゴールエリアだとするならば、そこまではしっかりとボールを提供することに成功した。まぁ自分は別に騎手でも何でも無いですけど(笑)、しっかりとロケットのあの最終4角までの完璧な流れを予想することができた。これはすごく収穫でした。

 

ザックリとした言い方しかできないんですけど、割と道中に重点を置いた予想術というのも相まって余計嬉しかったんです。

 

世の中の強い格言として「悪い戦略が単なる幸運のために成功するケースが長い目で見ると一番危険」っていうものがあるらしくて、この有馬記念で気を良くして自分の予想理論を過信するがゆえに本格復帰した途端に大損みたいな流れが一番怖いシナリオなんですけどもね。

 

そこら辺は、イイ感じのテンションでやっていきたいと思います。

 やっぱり馬券は楽しいですねー。

 

最後に、またちょっと違う角度から「有馬記念はスゴいな」と感じたことをチョロっと。ツイッターでも書きましたけどね。

 

自分には兄がいるんですけど、そこまで仲が良くないというか、あちらから話しかけてくることがあまり無い人で、触れ合いの仕方が難しいんですよね。

 

でも久々にそんな兄が話しかけてきて、自ら振ってきた話題が「有馬何買う?」っていう内容でした。兄は競馬なんてやってなかったと思うんですけど、職場の仲間に誘われて買うことになったらしいです。おかげでああだこうだ話せました。有馬は色んな壁を超えるなぁ、偉大だなぁと思いました。

 

そして、そこから丸一日くらい経ったウインズからの帰り道、信号待ちしてる時にふと思い出したんですけど、兄ちゃんの本命シュヴァルグランだったんですよね。衰えたと見る向きが多数だった中で、最後の100mでミッキーロケットをぶち抜いていったあの強いシュヴァルです。兄ちゃんなかなかやりますよね。

 

家に着いたら兄がいたので有馬の話題でまぁまぁ盛り上がりました。

有馬記念はガツガツと日常の生活に乗り込んで、影響を及ぼしていきますね。改めてすごいコンテンツだと実感しました。